Windows10 2022年1月のアップデート適用後、L2TP/IPsec VPN接続時に「リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました。」のエラーで接続できない不具合について
2022/01/15
Windows10 2022年1月のアップデート(KB5009543)適用後、L2TP/IPsec VPN接続ができなくなる不具合が発生しているようです。接続時のエラー内容は「リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました。」
現在、Microsoftはこの不具合を調査しています。
暫定的な回避策としては、ウインドウズアップデートプログラムKB5009543アンインストールすることで、L2TP/IPSecVPNができるようになるとのことです。不具合でお困りの方は下記の方法(ご参考)でお試しください。
ただし、これらの更新プログラムはセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
●アンインストール方法(ご参考)
【設定】→【更新とセキュリテイ】→【WindowsUpdate】を開く
【更新の履歴を表示する】クリックする
【更新プログラムをアンインストールする】をクリック
該当の更新したプログラムをみつけてアンインストールを実行する。
アンインストール後、設定でアップデートを一時停止しておきます。(不具合が解消するまで)
●設定でアップデートを一時停止する方法(参考)
【設定】→【更新とセキュリテイ】で【更新を7日間一時停止】をクリック
※一部の人はインストールされたアップデートを全てアンインストールする必要がある事例もありますので、もし、KB5009543 (Windows10) / KB5009566 (Windows11)のアンインストールだけで直らなかった場合は、『KB5008876 (2022-01 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム)のアンインストールもお試しください。
※追伸1月18日に不具合対応プログラムがを更新することで、不具合が解消できるようです。